スマホやタブレット、パソコンなどデバイスを選ばずに気軽にプレイできるオンラインカジノ。スロットやライブカジノなどが楽しめることから、ここ数年で日本でも人気が高まっていますね。
また、4月には通称カジノ法案と呼ばれるIR推進法案(カジノのほか、国際会議場やホテルなどを備えた統合型の大規模なリゾート施設の整備計画)が日本で初めて大阪府と大阪市で可決認定されましたね。大阪府と大阪市は2029年のカジノ開業を目指しているそうです。
そんな日本初のカジノですが、悪い面というのも存在するのが事実です。今回認定を受けたカジノ法案ですが、最後までカジノ法案反対派が強く懸念してきたのは、治安悪化とギャンブル依存症の増加でした。
今回は、ギャンブルと強い関係性を持つギャンブル依存症や、ギャンブルをプレイする上で注意したい心がけとしてオンラインカジノの「自己規制ツール」について書いていこうと思います。少しでも皆さんに役立つ情報をお届けするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ギャンブル依存症 なりやすい人とはどんな人?
まずは、ギャンブル依存症についやギャンブル依存症になりやすい人について解説していきます。
そもそもギャンブル依存症とは?
ギャンブル依存症とは「ギャンブル(賭け事)にのめりこむことにより、日常生活、又は社会生活に支障が生じ、治療を必要とする状態」を指します。例えば、下記のような状況が挙げられます。
- 生活費を全部ギャンブルに使ってしまう
- 借金してまでもギャンブルを続けてしまう
これでは生活が成り立たないとわかっていて、人生に大きな損害が生じるにも関わらず、ギャンブルを続けたいという衝動を自分では止められなくなってしまう状態のことです。ギャンブル依存症というは、精神的な病気のひとつです。
ギャンブル依存症 なりやすい人とは?
ギャンブル依存症になりやすい人の特徴は、以下のとおりです。
- 幼少期や青年期のギャンブル体験がある人
- ギャンブルを始めてすぐ大きく勝った事がある人
- ギャンブルにアクセスしやすい環境がすぐ近くにある人
- 衝動性の高い傾向にある人
- 家族にギャンブルの問題を抱えている人がいる人
また、薬物やアルコールの乱用、抑うつや不安、双極性障害、強迫性障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)を抱えている人、ドーパミンアゴニストという薬を使用している人の中には比較的ギャンブル依存症になりやすくなってしまう人もいるそうです。
ギャンブル依存症 なりやすい人の特徴を上げてきましたが 、特徴に合致するからと言って必ずしもなる訳ではありません。
ギャンブル依存症は、誰でもなる可能性がある病気です。性別、学歴、職業、それらに関係なく発症します。またギャンブル依存症を治すには、個人差があるものの約3年の歳月が必要だと言われています。精神的な病気のため、治療に時間がかかるのです。
オンラインカジノの「自己規制ツール」とは?
数あるオンラインカジノではそれぞれがユーザー向けのセーフティシステムを設けています。それは、オンラインカジノライセンスに掲げられら「責任あるギャンブル」という項目にあるように、ギャンブルをプレイする上で心掛けることや、注意点と共に「自己規制ツール」を提供することで、健全にギャンブルをユーザーに楽しんでもらうためです。
自己規制ツールの種類
「自己規制ツール」の具体的な種類や一例を紹介していきます。オンラインカジノごとに多少違いがあるものの、ユーザーが健全にギャンブルをプレイするためのお手伝いをしてくれます。行き過ぎれば失うものも出てくるので、積極的に設定していきましょう。
入出金制限
入金額、出金額を設定でき、設定している期間内に入出金できる制限度額に達するとそれ以上の入出金ができなくなります。
ゲームプレイ時間制限
ゲームのプレイ時間を設定する事ができます。後述の「時間制限」と似ていますが、設定した時間になるとアラームがなり、プレイを継続するか、中断するかを選べます。
時間制限
一定の時間がきたらアラームがなり、強制的に自動終了します。
ロス(損失)制限
設定した期間内に負けることのできる金額を決めることができます。その上限に達すると翌日までプレイを制限され再開できなくすることができます。
ログイン制限
設定した一定期間 アクセスできないようにすることができます。
最後に
ギャンブル依存症や、ギャンブルをプレイする上で注意したい心がけとしてオンラインカジノの「自己規制ツール」について書いてきましたがいかがでしたか?私は大丈夫と思った方も、不安だからという方も、健全なプレイのために積極的に使ってみてはいかがでしょうか?まずは設定してみて、必要がなかった場合はそのままプレイしていて問題ありませんし、万が一行き過ぎてしまった場合もストッパーになってくれるので安心ですよ。