【徹底解説】オンラインカジノ 税金や確定申告

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オンラインカジノで獲得した勝利金は、確定申告が必要かどうか、気になる人は多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、オンラインカジノ 確定申告が必要なケースとそうではないケースがあります。では、どのような場合に必要になるのか、必要な場合はどれくらいの税金を納めなければならないのかを徹底解説していきます。

オンラインカジノでの勝利金は「一時所得」=課税対象!

オンラインカジノなどのギャンブルで稼いだお金は、法律的に「一時所得」としてみなされ課税対象となります。

一時所得とは?

一時所得に対する定義は「営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得」となっています。簡単に言うと、会社員の人がもらう給与や事業者が生み出す利益などではなく、「賞金などで突発的に得た収入」のことです。オンラインカジノの勝利金以外では、パチンコや競馬の勝利金、保険金の払戻金などが一時所得とみなされます。

一時所得は年間50万円を超えたら確定申告が必要!

一時所得は、最大50万円は特別控除があります。つまり、オンラインカジノの勝利金が年間で50万円を超えなければ、確定申告の必要はありません。

※要注意※

「50万円」という確定申告のボーダーラインは、勝利金のみで計算することに注意しましょう。勝利金と損失の合計ではなく、勝利金のみで計算をします(=損失額は支出金額に含まれない)。例えば、以下の表の場合では7/24は勝利金が発生していないので合計には含めません。

日付 支出金額(ベット額) 収支金額(勝利金)
2月10日 50万円 100万円
7月21日 30万円 90万円
7月24日 70万円 -70万円
9月20日 20万円 60万円
合計 100万円 250万円

一時所得の計算方法と課税対象額

一時所得の計算式は以下の通りで、課税対象となるのは「一時所得となる金額」の2分の1のみです。

  • 収入金額-支出金額-最高50万円の特別控除金額=【一時所得】
  • 一時所得÷2=【課税対象】

上記の表の場合だと、50万円が課税対象となるので、興味がある方は計算されてみてくださいね。

オンラインカジノの勝利金は記録に残るからごまかせない!

オンラインカジノの勝利金を手にする際には、銀行口座やクレジットカードで受け取りをされますよね。つまり明細で記録に残るため、ごまかすことができません。

もちろん、競馬やパチンコも50万円以上勝った場合は一時所得となり課税義務があります。しかしながら、その勝利金は現金での受け取りなので、公的な記録として残らず、税務署側が取り締まりにくい状態(=確定申告をしない人もいる)なのです。これ実際には違法なので、競馬・パチンコで勝っても確定申告してくださいね。

確定申告の期間は?いつからいつまでの勝利金を計算する?

確定申告の際には、オンラインカジノで遊んだ年の1月1日~12月31日の勝利金が対象となります。もし他にも一時所得を得た場合は、他の所得も含めて確定申告をされてください。

確定申告は毎年2月16日~3月15日に行われます。自分で申告するとなると、億劫で先延ばしにしてしまうこともあるかと思いますが、早めに行くことをお勧めします。なぜなら、この時期の税務署は信じられないくらい混み合うからです。期限を過ぎてしまった場合は、無申告とみなされて加算税や延滞税を支払う可能性もあるので、なるべく早く申告するように心がけましょう!

最後に

いかがでしたか?稼ぎをごまかして、オンカジ 税金逃れをしようとする行為は「脱税」とみなされます。もし50万円以上をオンラインカジノで稼いだ場合は、正直に納税しましょう。「気づかないうちに50万円を超えていて確定申告できなかった」ということがないように、利益や損失を把握できるメモを残しておくと、いざという時に慌てずに済むかと思います。それでは、チャオ~